
はじめに:
しわくちゃな顔と愛嬌たっぷりの表情、そして穏やかで陽気な性格を持つパグは、日本でも大変人気のある犬種です。
家庭犬として非常に飼いやすい一方で、体質的に太りやすく、皮膚トラブルや呼吸器系の疾患などにも注意が必要です。
そのため、毎日の「ごはん選び」が健康維持のカギを握ると言っても過言ではありません。
この記事では、パグにぴったりなドッグフードの選び方や、おすすめのフードをランキング形式でご紹介します。
パグ特有の体質や性格に配慮した選び方のコツも解説しながら、あなたの愛犬が元気で長生きするためのヒントをお届けします。
パグの体質と食事の関係
パグは一般的に食欲旺盛で、放っておくと必要以上に食べてしまいがちな犬種です。
また、被毛が短く皮膚が敏感なため、皮膚トラブルやアレルギーに注意が必要です。
さらに、鼻が短く呼吸がしにくい短頭種に分類され、暑さや湿度にも弱いため、体重管理が特に重要です。
そのため、以下のような栄養管理が求められます:
- 高たんぱく・低脂肪
- アレルゲンとなりやすい原材料を避ける
- オメガ脂肪酸などの皮膚ケア成分が入っている
- 消化にやさしい素材
パグにぴったりなドッグフードの選び方
1. 良質な動物性たんぱく質を中心に
パグの筋肉維持には高たんぱくな食事が必要ですが、脂質が多すぎると肥満の原因になります。
チキン、ターキー、サーモンなどの動物性たんぱく質を主原料とし、消化吸収に優れたものがおすすめです。
2. アレルギー・皮膚トラブル対策
小麦やトウモロコシなどの穀物は、アレルゲンになることもあります。
グレインフリー、もしくは低アレルゲン設計のドッグフードが良いでしょう。
さらに、皮膚の健康維持に役立つオメガ3・オメガ6脂肪酸、ビタミンE、亜鉛などの成分もチェックポイントです。
3. 体重管理に配慮されたカロリー設計
カロリーオーバーを防ぐために、代謝エネルギー(ME)が控えめで、適度な繊維が配合されているものが理想です。
パグは運動量が少ない傾向があるため、体重コントロールはフード選びから始まります。
4. 粒の形状とサイズもチェック
パグは鼻が短く噛む力が弱い場合もあるので、丸のみを防げるように小粒で食べやすいサイズ・形状のフードを選びましょう。
噛むことで唾液が分泌され、口腔内の健康にもつながります。
パグにおすすめのドッグフードランキング7選
ここからは、上記の選び方を基準に、安心して与えられるおすすめのドッグフードを紹介します。
第1位:OBREMO(オブレモ)
- 主原料:鶏肉・馬肉・魚
- 特徴:無料診断により個別提案/無添加/皮膚・便の状態改善に期待
第2位:モグワンドッグフード
- 主原料:チキン&サーモン
- 特徴:ヒューマングレード/高たんぱく/食いつきが良いと評判
第3位:このこのごはん
- 主原料:鶏肉(ささみ)
- 特徴:国産/グルテンフリー/毛艶と体臭ケア成分を配合
第4位:カナガンドッグフード チキン
- 主原料:チキン生肉
- 特徴:グレインフリー/全年齢対応/高タンパク・高嗜好性
第5位:UMAKA(うまか)
- 主原料:九州産華味鳥
- 特徴:ヒューマングレード/香りが強く嗜好性が高い/オリゴ糖・ビフィズス菌入り
第6位:ペロリコドッグフードライト
- 主原料:チキン生肉
- 特徴:低カロリー/30種類以上の野菜・ハーブ配合/体重管理向け
第7位:ミシュワン
- 主原料:チキン・ターキー・サーモン
- 特徴:シニア対応/関節サポート成分入り/グレインフリー
ドックフードについては、こちらの比較サイトを参考にしています。
→おすすめの比較サイト「アニマルドクターズ」
年齢別・状態別におすすめの選び方
パグの子犬(〜1歳)
成長期は高たんぱく・高カロリーで筋肉と骨格の基礎を築く必要があります。
「カナガンドッグフード」や「モグワン」などの子犬対応タイプがおすすめです。
パグの成犬(1〜6歳)
活動量や体重に応じて、エネルギーと脂質を調整したフードを選びましょう。
皮膚ケアや消化吸収のよいフードが理想です。
パグのシニア犬(7歳〜)
消化力が落ち、関節にも負担がかかりやすいシニア期は、「ミシュワン」のように関節ケア成分(グルコサミン・コンドロイチン)が配合されたものを選びましょう。
食事の切り替え方と注意点
新しいフードに変えるときは、急に切り替えず、以下の割合で7日ほどかけて徐々に移行しましょう。
- 1〜2日目:新フード25% + 旧フード75%
- 3〜4日目:新フード50% + 旧フード50%
- 5〜6日目:新フード75% + 旧フード25%
- 7日目以降:新フード100%
下痢・嘔吐・食欲不振などが見られた場合は、すぐに中止して動物病院に相談しましょう。
ドッグフードの保管と衛生管理
- 開封後は密封して高温多湿を避ける
- 小分け保存やジッパー付き袋を利用する
- 開封日を記録し、1ヶ月以内に使い切るのが理想
- 食器は毎回洗い、清潔を保つ
まとめ
パグの健康と幸せな生活を支えるには、毎日の食事選びがとても重要です。
太りやすく皮膚が敏感なパグにとって、栄養バランス・カロリー・原材料の質をしっかりチェックしたドッグフードを選ぶことが欠かせません。
ランキングで紹介したフードは、いずれも信頼性が高く、実際のパグオーナーにも支持されているものばかりです。
愛犬の年齢や体質に合わせて最適な一品を見つけ、食事の時間がより楽しく、健康的なものになるよう工夫していきましょう。
追記:
ドックフードについては、こちらの比較サイトを参考にしています。
→おすすめの比較サイト「アニマルドクターズ」